著名人の本棚

阿部寛が自分で書いた一冊と、主演作の原作3冊

ドラマ『VIVANT』や『下町ロケット』で、画面を圧するような熱量を放つ阿部寛さん。 その阿部さんには、自分で書いた本が一冊あります。1998年に集英社から出た『アベちゃんの悲劇』。中央大在学中に「ノンノボーイフレンド大賞」に優勝してモデルになり、俳優に転じてからは「モデル上がり」という視線にさらされた日々を、本人が綴った告白エッセイです。 仕事が減った20代半ばのことは、のちにテレビでも語っています。日本テレビ『おしゃれクリップ』(2025年6月22日放送)では、事務所に「あの人は今」への写真提供を頼まれて「もうやばいんだな」と気づいたこと、「時間つぶしにパチンコ行ったりとか、そういうふうなことの生活をやっていて。でも何かやらなきゃと思っていた時期でした」と振り返りました。 その一冊と、阿部さんが主演として向き合った原作3冊をまとめています。

この特集の読み方

  • Biography

    自分で書いた告白エッセイ

    『アベちゃんの悲劇』(集英社・1998年)は、モデル時代から舞台『熱海殺人事件』で認められるまでを本人が綴った一冊。現在は絶版です。

  • Turning point

    「無駄なことなんてない」

    26、27歳の不遇の時代にパチンコ店で「なんで俺、誰とも会わずにずっとここで時間使ってるんだろうな」と気づいた瞬間が転機だったと、AERA dot.のインタビューで語っています。

  • Science

    中央大学理工学部の出身

    電気工学科で学んだ経歴を持ちます。『下町ロケット』の佃航平のような技術者役と重ねて語られることの多い経歴です。

選んだ本

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  1. 01

    阿部寛

    いま読むなら

    人生のどん底から這い上がる執念。あらゆる人の背中を力強く押してくれる、勇気をもらえる一冊。

    阿部寛さん自身が書いた、最初のエッセイ(集英社・1998年11月刊)。 中央大在学中に雑誌の「ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、人気モデルとして活躍。その後テレビや舞台の俳優として認められるまで、189センチの甘いマスクは決してプラスにはならなかった——「モデル上がり」という周囲の冷たい視線やスキャンダルにまみれた日々から、つかこうへい氏の舞台『熱海殺人事件』で評価されるまでを綴っています。 現在は絶版で、古書か図書館で探す一冊です。

  2. 02

    池井戸潤

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    夢を絶対に諦めない男たちの逆転劇。働くすすべての人の胸を熱くする、企業エンターテインメントの最高峰。

    元ロケット研究者で、いまは町工場を継いだ社長・佃航平が、特許と資金繰りに追われながら技術者の誇りを守り抜く物語。阿部さんはTBSドラマ版で佃を演じました。中央大学理工学部電気工学科の出身という経歴もあり、当たり役として長く語られています。

  3. 03

    東野圭吾

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    事件の謎だけでなく、人の心のしこりまで解き明かす。涙が止まらない本格ヒューマンミステリ。

    日本橋人形町を舞台に、刑事・加賀恭一郎が一軒一軒を訪ね歩きながら事件と人の心のしこりを解きほぐしていく連作ミステリ。阿部さんは2010年のドラマ版から映画『祈りの幕が下りる時』(2018)まで、10年近くにわたって加賀を演じてきました。

  4. 04

    海堂尊

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    手術室という完全密室の殺人に挑む。医療ミステリの金字塔であり、個性豊かなキャラクターたちの心理戦が魅力。

    手術室という完全密室で起きた連続術中死を、不定愁訴外来の医師・田口と、厚生労働省から乗り込んでくる変人役人・白鳥圭輔のコンビが追う医療ミステリ。2008年の映画版で、阿部さんはこの白鳥を演じました。

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本編映像の転載はしていません。公式サイト・正規配信の予告へ進みます。

Today's question

今日の1問

よくある質問

『アベちゃんの悲劇』はいまでも買えますか?
新刊では入手できません。1998年11月に集英社から刊行された単行本(225ページ/ISBN 978-4-08-333005-6)で、現在は絶版です。古書店や図書館で探すことになります。
阿部寛さんは本当に理系出身ですか?
中央大学理工学部電気工学科の出身です。在学中に「ノンノボーイフレンド大賞」で優勝してモデルの道に進み、雑誌『MEN'S NON-NO』の初代モデルを務めたのち、1987年の映画『はいからさんが通る』で俳優デビューしています(優勝年は報道により1983年と1985年があり、当サイトでは断定していません)。
この特集の本は本棚に保存できますか?
はい。各書籍カードの「読みたい」「本棚に追加」、または記事冒頭・末尾のまとめて保存ボタンから、メール登録なしのゲスト保存も可能です。
選書は本人の推薦リストそのものですか?
いいえ。阿部さん自身の著書1冊と、主演・出演作の原作3冊を編集部がまとめたものです。阿部さんが「愛読書」や「おすすめ」として挙げた本のリストではありません。

出典

公式・出版社系の公開情報を参考にしています。詳細は各リンク先でご確認ください。

  • 日刊スポーツ — 阿部寛、若手俳優時代の「あの人は今」の依頼に「もうやばいんだな」そして時間つぶしにパチンコ(2025年6月23日)

    https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202506230001104.html

    日本テレビ『おしゃれクリップ』(2025年6月22日放送)での「もうやばいんだな」「時間つぶしにパチンコ行ったりとか。そういうふうなことの生活をやっていて。でも何かやらなきゃと思っていた時期でした」という発言。あわせて、1985年に中央大2年でモデルオーディションに優勝し、1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューしたという経歴。

  • AERA dot.(朝日新聞出版) — 阿部寛の人生を“小さく”変えたパチンコ三昧の日々 「無駄なことなんてない」

    https://dot.asahi.com/articles/-/5485?page=1

    26、27歳の不遇の時代、パチンコ店で「なんで俺、誰とも会わずにずっとここで時間使ってるんだろうな」と気づいた瞬間が転機だったという発言。

  • スポニチアネックス — 阿部寛 仕事もお金もない逆境からの再起(2017年1月24日)

    https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/01/24/kiji/20170124s00041000096000c.html

    1993年のつかこうへい作・演出の舞台『熱海殺人事件』で評価された、という経歴。および優勝したコンテストが「ノンノボーイフレンド大賞」だったこと。なお優勝年は本記事が1983年、日刊スポーツ(2025年6月23日)が1985年・中央大2年としており食い違うため、当サイトでは年を書いていない。

  • 阿部寛のホームページ — 阿部寛のプロフィール

    https://abehiroshi.la.coocan.jp/prof/prof.htm

    中央大学理工学部電気工学科卒業という学歴。

  • 紀伊國屋書店ウェブストア — 『アベちゃんの悲劇』書誌情報

    https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784083330056

    集英社1998年11月刊・225ページ・ISBN 978-4-08-333005-6であること、目次に『熱海殺人事件』の章があること、現在は注文を受け付けていないこと。

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