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「狂気から繊細さまで」松坂桃李の愛読書と、主演原作4冊

『VIVANT』でのミステリアスな役柄から『孤狼の血』の獰猛な刑事、『流浪の月』の繊細な青年まで、作品ごとに全く異なる顔を見せる怪優・松坂桃李さん。 『女性自身』の連載をまとめたブックガイド、ブルボン小林『有名人の愛読書、読んでみました。』(中央公論新社)では、松坂さんの愛読書として道尾秀介『ラットマン』が取り上げられています。 ここでは、その一冊と、松坂さんが主演として向き合った原作を、それぞれの視点で紹介します。 ※出典が確認できる書籍・インタビュー記事のみを根拠にしています。松坂さんが「この本が好き」と語ったと確認できないものは、あえて書いていません。

この特集の読み方

  • Book

    愛読書として挙げられた『ラットマン』

    ブルボン小林『有名人の愛読書、読んでみました。』(中央公論新社)で、松坂さんの愛読書として紹介されている道尾秀介の心理ミステリです。

  • Music

    「めくるたびに音が聴こえる」

    映画『蜜蜂と遠雷』の明石役を演じた際、オファー後に原作を読み、そう感じたと恩田陸さんとの対談で語っています。

  • Acting

    原作から生まれる役幅

    『孤狼の血』の日岡、『流浪の月』の文、『ツナグ』の歩美——原作の緻密な心理描写を土台に、まったく違う顔をつくってきました。

ブルボン小林『有名人の愛読書、読んでみました。』(中央公論新社、2026年)で、松坂桃李さんの愛読書として取り上げられた作品です。

  1. 01

    道尾秀介

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    思い込みが真相を見えなくする。読み終えてから最初のページに戻りたくなる心理ミステリ。

    『女性自身』の連載「有名人(あの人)が好きって言うから……」をまとめたブックガイド、ブルボン小林『有名人の愛読書、読んでみました。』(中央公論新社)で、松坂桃李さんの愛読書として紹介されている一冊です。 結成14年のアマチュアバンドの練習スタジオで起きた不可解な事件から、メンバーの隠された素顔が次々に浮かび上がります。タイトルの「ラットマン」は、同じ絵が人にもネズミにも見える錯視図のこと。その構造そのものを小説の仕掛けに応用した、道尾秀介の代表作です。

主演原作からたどる役作りの4冊

映画化・主演作として向き合った原作を、演技の視点からたどります。表紙から詳細へ進めます。「読みたい」「積読に追加」はメール登録なしでもすぐ使えます。

  1. 01

    柚月裕子

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    命を懸けた男たちの信念と背信。ページをめくる手が止まらない、極上のサスペンスエンターテインメント。

    昭和の暴力団抗争を背景に、警察とヤクザの血生臭い闘いを描いたハードボイルドの傑作。松坂さんは正義感あふれる新人から狂気の刑事へと変貌する日岡役を熱演。原作の持つドロドロとした熱量と男たちの生き様を体内に取り込み、圧巻の演技で見事日本アカデミー賞に輝きました。

  2. 02

    凪良ゆう

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    「事実」と「真実」のギャップに揺れる心。恋愛でも友情でもない、魂の結びつきに深く感動する一冊。

    本屋大賞を受賞した、切なくも美しい人間ドラマ。女児誘拐事件の「加害者」と「被害者」として再会した二人の特別な関係を描きます。松坂さんは青年・佐伯文の言葉にならない葛藤を、消え入りそうなほどの繊細さで演じきりました。

  3. 03

    恩田陸

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    言葉から音楽が聴こえる奇跡の読書体験。何かに夢中になった経験があるすべての人に刺さる傑作。

    国際ピアノコンクールに挑む若者たちの青春を描いた名作。天才たちがひしめく中、松坂さんが演じたのは楽器店に勤めながら年齢制限最後のコンクールに挑む「生活者ピアニスト」高島明石です。 公開時の原作者・恩田陸さんとの対談では、オファーを受けてから原作を読んだことを明かし、「小説を読んでめくるたびに音が聴こえる感じ」を経験したことがなかったので「すごい本だと思いました」と語っています(マイナビニュース、2019年10月)。

  4. 04

    辻村深月

    受賞・候補情報

    いま読むなら

    もし一度だけ死者と会えるなら誰を選ぶか。人生の後悔と希望を優しく包み込む直木賞作家の感動作。

    死者との再会を仲介する「ツナグ」の役割を引き継ぐ青年の成長物語。松坂さんの映画単独初主演作であり、他人の人生の重みを受け止める誠実な役柄に向き合った一冊です。原作が持つ優しさと切なさが、彼の「相手を引き立てる柔らかな演技」の原点となっています。

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本編映像の転載はしていません。公式サイト・正規配信の予告へ進みます。

Today's question

今日の1問

よくある質問

松坂桃李さんの愛読書として紹介されている本は?
道尾秀介『ラットマン』です。『女性自身』の連載をまとめたブルボン小林『有名人の愛読書、読んでみました。』(中央公論新社、2026年)で、松坂さんの愛読書として取り上げられています。
「愛読書」と「主演原作」の違いは?
このページでは、愛読書として紹介された『ラットマン』を先に、松坂さんが主演として向き合った映像化作品の原作を後半にまとめています。主演原作については、本人が「好きな本」として挙げたかどうかは確認できていないため、出演した事実と公開時の発言のみを記載しています。
松坂桃李さんの『孤狼の血』での演技は評価されましたか?
はい。映画『孤狼の血』での日岡秀一役により、第42回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞しています。翌年には『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞も受賞しました。続編『孤狼の血 LEVEL2』では主演を務めています。
この特集の本は本棚に保存できますか?
はい。各書籍カードの「読みたい」「積読に追加」、または記事冒頭・末尾のまとめて保存ボタンから、メール登録なしのゲスト保存も可能です。
選書の出典は?
『ラットマン』はブルボン小林『有名人の愛読書、読んでみました。』(中央公論新社)、『蜜蜂と遠雷』は映画公開時の恩田陸さんとの対談記事(マイナビニュース、2019年10月)が出典です。その他の作品は、松坂さんが主演・出演した映像化作品の原作として当サイトが選んだものです。

出典

公式・出版社系の公開情報を参考にしています。詳細は各リンク先でご確認ください。

  • マイナビニュース — 松坂桃李×恩田陸、受賞の流れが『蜜蜂と遠雷』に集結!? 映画化で初対談(2019年10月6日)

    https://news.mynavi.jp/article/20191006-mitsubachitoenrai/

    オファーを受けてから原作を読んだこと、「小説を読んでめくるたびに音が聴こえる感じ」を経験したことがなかったので「すごい本だと思いました」という発言。記事本文は「経験したがことがなかったので」と表記されているため、そのままつながる形では引用していない。

  • 中央公論新社 — ブルボン小林『有名人の愛読書、読んでみました。』(電子版・目次掲載)

    https://www.chuko.co.jp/ebook/2026/03/519832.html

    本特集が『ラットマン』の出典としている書籍。『女性自身』の連載「有名人(あの人)が好きって言うから……」の書籍化第二弾で、2026年3月24日刊。この電子版ページの目次に、取り上げられた50人として「松坂桃李」が記載されています。

  • 日本アカデミー賞協会 — 第43回日本アカデミー賞 受賞作品・受賞者

    https://www.japan-academy-prize.jp/prizes/?t=43

    『新聞記者』で第43回最優秀主演男優賞を受賞したこと、受賞歴として第42回『孤狼の血』の最優秀助演男優賞が記載されていること。

  • 光文社 — 道尾秀介『ラットマン』書籍ページ

    https://books.kobunsha.com/book/b10126120.html

    結成14年のアマチュアロックバンドの練習スタジオで起きた事件から、メンバーの隠された素顔が浮かび上がるという作品内容。

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