著名人の本棚

「狂気から繊細さまで」松坂桃李が愛する小説と、演技力を生んだ4冊

『VIVANT』でのミステリアスな役柄から『孤狼の血』の獰猛な刑事、『流浪の月』の繊細な青年まで、作品ごとに全く異なる顔を見せる怪優・松坂桃李さん。 マネージャーに薦められた『ラットマン』で「小説ってこんなに面白いんだ!」と読書に目覚め、『容疑者Xの献身』『悪人』などでミステリー愛を深めてきた彼。インタビューやメディアで公言された「好きな本」と、主演映画で魂を吹き込んだ原作を、それぞれの視点でまとめました。 ※ダ・ヴィンチの読書特集・映画公式インタビュー・劇場パンフレット等で語られたエピソードを元に構成しています。

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  • Origin

    『ラットマン』で目覚めた読書

    マネージャーに薦められた一冊が読書の原点。ラストのどんでん返しに衝撃を受け、ミステリー好きになるきっかけになったと本人が語っています。

  • Mystery

    ミステリー愛を育てた名作

    『容疑者Xの献身』の伏線回収と切ない結末、『悪人』の人間の業——インタビューで繰り返し挙げられてきた、心に残る長編たち。

  • Acting

    原作から生まれる役幅

    『蜜蜂と遠雷』はオファー前から大ファン。『ツナグ』『流浪の月』でも、役作りを超えて物語そのものに魅了されたと語っています。

インタビューやメディアで公言された読書体験をもとにまとめました。出演作の原作だけでなく、松坂さん自身のミステリー好きの原点となる一冊から読めます。

  1. 『ラットマン』の表紙

    01

    ラットマン

    道尾秀介

    マネージャーに薦められて読み、「小説ってこんなに面白いんだ!」と衝撃を受けた読書の原点。ラストのどんでん返しに引き込まれ、ミステリー好きになるきっかけとなった決定的な一冊として、ダ・ヴィンチの読書特集などで繰り返し語られています。

    おすすめポイント:読書の入口になった一冊。意外な結末の快感を味わえる、道尾秀介の代表作。

  2. 『容疑者Xの献身』の表紙

    02

    容疑者Xの献身

    東野圭吾

    ミステリー愛を確固たるものにした名作。緻密な伏線回収と、切なくも美しい人間ドラマの結末に深く感銘を受けた作品として、過去のインタビューで挙げられています。

    おすすめポイント:本格ミステリと人間ドラマの融合。東野圭吾を知るなら外せない一冊。

  3. 『悪人』の表紙

    03

    悪人

    吉田修一

    人間の業や複雑な感情をリアルに描いた長編。深く考えさせられる作品として、過去のインタビューで心に強く残っている一冊に挙げられています。

    おすすめポイント:善悪の境界が揺れる人間ドラマ。読後に長く考え続けたくなる衝撃作。

  4. 『蜜蜂と遠雷』の表紙

    04

    蜜蜂と遠雷

    恩田陸

    実写映画に出演(サラリーマンピアニスト・明野役)する前から原作の大ファン。「文字から音楽が聞こえてくるような表現力に圧倒された」と、2019年の映画公開時のインタビューで熱弁しています。

    おすすめポイント:言葉から音が聴こえる傑作。オファー前から心を掴んだ、恩田陸の金字塔。

  5. 『ツナグ』の表紙

    05

    ツナグ

    辻村深月

    映画単独初主演作の原作。死者との再会を仲介する物語の優しさと切なさに深く魅了されたと、劇場用パンフレットやオフィシャル対談で語っています。役作りだけでなく、作品そのものへの愛着が伝わる一冊です。

    おすすめポイント:もし一度だけ会えるなら誰を選ぶか。直木賞作家の感動作。

  6. 『流浪の月』の表紙

    06

    流浪の月

    凪良ゆう

    主演を務めた映像化作品の原作。世間の偏見や人の心模様を丁寧に描いたストーリーそのものに深く魅了されたと、公開時のキャストインタビューで語っています。

    おすすめポイント:本屋大賞受賞作。恋でも友情でもない、魂の結びつきに触れる物語。

主演原作からたどる役作りの4冊

映画化・主演作として向き合った原作を、演技の視点からたどります。表紙から詳細へ進めます。「読みたい」「積読に追加」はメール登録なしでもすぐ使えます。

  1. 『孤狼の血』の表紙

    01

    孤狼の血

    柚月裕子

    昭和の暴力団抗争を背景に、警察とヤクザの血生臭い闘いを描いたハードボイルドの傑作。松坂さんは正義感あふれる新人から狂気の刑事へと変貌する日岡役を熱演。原作の持つドロドロとした熱量と男たちの生き様を体内に取り込み、圧巻の演技で見事日本アカデミー賞に輝きました。

    おすすめポイント:命を懸けた男たちの信念と背信。ページをめくる手が止まらない、極上のサスペンスエンターテインメント。

  2. 『流浪の月』の表紙

    02

    流浪の月

    凪良ゆう

    本屋大賞を受賞した、切なくも美しい人間ドラマ。女児誘拐事件の「加害者」と「被害者」として再会した二人の特別な関係を描きます。松坂さんは複雑な抱える青年・文の言葉にならない葛藤を、原作の緻密な心理描写から汲み取り、消え入りそうなほどの繊細さで演じきりました。

    おすすめポイント:「事実」と「真実」のギャップに揺れる心。恋愛でも友情でもない、魂の結びつきに深く感動する一冊。

  3. 『蜜蜂と遠雷』の表紙

    03

    蜜蜂と遠雷

    恩田陸

    国際ピアノコンクールに挑む若者たちの青春を描いた名作。天才たちがひしめく中、松坂さんが演じたのは妻子持ちの「生活者ピアニスト」明石。原作に込められた「凡人が抱く音楽への愛と誇り」を解釈し、泥臭くも尊い挑戦者として作品に深いリアリティをもたらしました。

    おすすめポイント:言葉から音楽が聴こえる奇跡の読書体験。何かに夢中になった経験があるすべての人に刺さる傑作。

  4. 『ツナグ』の表紙

    04

    ツナグ

    辻村深月

    死者との再会を仲介する「ツナグ」の役割を引き継ぐ青年の成長物語。松坂さんの映画単独初主演作であり、他人の人生の重みを受け止める誠実な役柄に向き合った一冊です。原作が持つ優しさと切なさが、彼の「相手を引き立てる柔らかな演技」の原点となっています。

    おすすめポイント:もし一度だけ死者と会えるなら誰を選ぶか。人生の後悔と希望を優しく包み込む直木賞作家の感動作。

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ほかの公式ページ

本編映像の転載はしていません。公式サイト・正規配信の予告へ進みます。

よくある質問

松坂桃李さんが読書の原点と語っている本は?
道尾秀介『ラットマン』です。マネージャーに薦められて読み、「小説ってこんなに面白いんだ!」と衝撃を受けたと、ダ・ヴィンチの読書特集などで語っています。
「好きな本」と「主演原作」の違いは?
このページでは、本人がインタビューで「好き」「影響を受けた」と公言した本を先に、映画化作品として主演した原作を後半にまとめています。蜜蜂と遠雷・ツナグ・流浪の月は両方の視点から紹介しています。
松坂桃李さんの『孤狼の血』での演技は評価されましたか?
はい。映画『孤狼の血』での日岡秀一役により、第42回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞を受賞しています。続編『孤狼の血 LEVEL2』では主演を務めました。
この特集の本は本棚に保存できますか?
はい。各書籍カードの「読みたい」「積読に追加」、または記事冒頭・末尾のまとめて保存ボタンから、メール登録なしのゲスト保存も可能です。
選書の出典は?
ダ・ヴィンチの読書特集・映画『蜜蜂と遠雷』公式インタビュー(映画.com、シネマトゥデイ等)・『ツナグ』『流浪の月』劇場用パンフレット・オフィシャル対談など、公開された取材記事をもとに編集しています。

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