制作スタイル

作品・制作の裏側

京極夏彦:改行やページ跨ぎまで作家本人が組版設計

『姑獲鳥の夏』などで知られる京極夏彦さんは、グラフィックデザイン出身の経歴を持ち、執筆と同時に紙面設計そのものを自ら手がけてきた作家です。ただし本人は、これをグラフィックデザインの延長でもなければ「こだわり」でもない、と明言しています。

一般的には編集・組版側が担う工程まで踏み込み、本文レイアウトや改行位置を含めて最終的な読み味を自分でコントロールする姿勢が、たびたびインタビューで語られています。

とくにページの切れ目でリズムが崩れないよう、見開きやページの終わりで文章が終わるよう配慮する発想は、読みやすさを優先した設計です。ルビの位置や禁則処理についても、自ら基準のマニュアルを作ったと語っています。

“分厚い本”の印象だけでなく、読書体験を文字配置レベルで設計している点を知ると、同じ一文でも受け取り方が変わってきます。

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出典

公式・出版社系の公開情報を参考にしています。詳細は各リンク先でご確認ください。

  • JBpress — 京極夏彦の版面・InDesign執筆スタイル解説

    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53511

    見開きやページ末で文章を切らない組版ルールなど、版面設計の考え方(前編)。グラフィックデザインの判断基準とは違う、と本人が明言しています。

  • JBpress — 京極夏彦氏が一挙公開、ルビと禁則処理の法則(後編)

    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53512

    「京極ルビ基準」のマニュアル作成、行頭・行末の禁則処理、改行の扱いについての本人談。

  • 本屋 B&B — [京極夏彦×装丁夜話]京極夏彦の版面 イベント案内

    https://bookandbeer.com/event/20180602_a/

    InDesign執筆やページ跨ぎを避ける理由について本人が語ったトークの告知・概要。

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