Tanizaki Prize

谷崎潤一郎賞のおすすめ

谷崎潤一郎賞は中央公論新社が主催し、毎年おおむね一作が選ばれます。候補の一覧はないので、この特集は今年の受賞作を先頭に、すでに手元にある過去の受賞作を続けて置いています。第62回(2026年)は、8月24日の選考会でいしいしんじ『チェロ湖』(新潮社)に決まりました。副賞は100万円、贈賞式は10月20日です。

選んだ本

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  1. 01

    いしいしんじ

    受賞・候補情報

    いしいしんじ『チェロ湖』。第62回(2026年)受賞。新潮社の書誌では912ページです。読売新聞の紹介では、弦楽器に似た形の湖のほとりで一家の4世代・100年を描き、蓄音機の針を湖に垂らすと出来事が語り出される大作です。同じ作品で第76回芸術選奨文部科学大臣賞も受けています。

  2. 02

    木村紅美

    受賞・候補情報

    木村紅美『熊はどこにいるの』。第61回(2025年)。『チェロ湖』のひとつ前の受賞作で、今年の大長篇の直前に何が選ばれたかを見る一冊です。

  3. 03

    柴崎友香

    受賞・候補情報

    柴崎友香『続きと始まり』。第60回(2024年)。集英社。直近3年の受賞を並べると、長さも手触りも毎年違います。

  4. 04

    津村記久子

    受賞・候補情報

    津村記久子『水車小屋のネネ』。第59回(2023年)。長い時間をかけて人の縁を追う連作で、書店員の投票では2024年本屋大賞の第2位にもなっています。

  5. 05

    吉本ばなな

    受賞・候補情報

    吉本ばなな『ミトンとふびん』。第58回(2022年)。幻冬舎。谷崎賞を、よく名前を見る作家から入りたいときの一冊です。

  6. 06

    江國香織

    受賞・候補情報

    江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』。第51回(2015年)。朝日新聞出版の文庫です。虫と話ができる子どもと家族を描く長編で、912ページの『チェロ湖』より手前の長さです。

  7. 07

    奥泉光

    受賞・候補情報

    奥泉光『東京自叙伝』。第50回(2014年)。集英社。節目の回の受賞作で、都市を語る長編を谷崎賞から探すときの一冊です。

  8. 08

    川上未映子

    受賞・候補情報

    川上未映子『愛の夢とか』。第49回(2013年)。講談社。2010年代の受賞作へ一段戻るときの入口です。

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Today's question

今日の1問

よくある質問

2026年の谷崎潤一郎賞は何が受賞しましたか?
第62回は、いしいしんじ『チェロ湖』(新潮社)です。2026年8月24日の選考会で決まり、贈賞式は10月20日です。
候補作はどこで見られますか?
谷崎潤一郎賞は受賞作の発表が中心で、このサイトの受賞一覧も受賞作だけです。前後の年は受賞作の殿堂でたどれます。

出典

公式・出版社系の公開情報を参考にしています。詳細は各リンク先でご確認ください。

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    第62回は『チェロ湖』

    2026年8月24日に発表された最新の受賞作です。贈賞式は10月20日です。

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    受賞作だけの賞

    候補作の棚はないので、今年の一作と、読みやすい過去の受賞作を一緒にしています。

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    一年に一作から入る

    まず『チェロ湖』を見て、長さが重いときは前年以前の受賞作へ戻れるようにしています。