Awards 2026
2026年の芥川賞・直木賞を読む
2026年の芥川賞・直木賞は、1月発表の第174回(2025年下半期)と7月発表の第175回(2026年上半期)で顔ぶれが大きく広がります。本特集は受賞作の網羅リストではなく、「今年の賞をどこから読むか」の案内です。芥川賞は短めでもテーマが鋭い作品、直木賞は物語の推進力がある作品——同じ年でも読み味は違います。まずは受賞作を一冊手に取り、気になったら候補作や受賞作の殿堂で前後の年へ進むと、自然に地図が広がります。難しく感じたら、初心者向けの文学賞特集と行き来してみてください。
この特集の読み方
Winners first
まず受賞作から
話題の中心になる受賞作を優先。そこから候補作へ広げると迷いにくいです。
Two rounds
174回と175回
2026年に発表された2回分を扱い、今年の文学賞を一年単位で眺められるようにしています。
Next door
殿堂へ続く
詳細な年度一覧や他賞は、受賞作の殿堂で続けて探せます。
選んだ本
気になった本は「セール情報を見る」から在庫を確認できます。くわしい情報は「詳細を見る」から。
01
小砂川チト
受賞・候補情報
第175回芥川賞受賞作。強いモチーフと現代的な視線が印象に残る一冊で、2026年上半期の入口になります。
02
朝倉かすみ
受賞・候補情報
第175回直木賞受賞作。物語の温度が高く、直木賞らしい読みやすさのなかに余韻があります。
03
鳥山まこと
受賞・候補情報
第174回芥川賞受賞作のひとつ。時間と住まいをめぐる感覚が強く、2025年下半期の芥川賞を知るのに適します。
04
畠山丑雄
受賞・候補情報
第174回芥川賞受賞作のひとつ。短いながら声の迫力があり、芥川賞の「鋭さ」を感じやすい一冊です。
05
嶋津輝
受賞・候補情報
第174回直木賞受賞作。時代の空気と人物の機微が絡み、2025年下半期の直木賞の代表的な読みどころです。
06
凪良ゆう
受賞・候補情報
第175回直木賞候補。凪良ゆうの筆致で、恋愛と制度のあいだを描く話題作。受賞作の隣に置くと広がりが出ます。
07
蝉谷めぐ実
受賞・候補情報
第175回直木賞候補。歴史上の人物を軸にした読み応えがあり、直木賞候補らしい厚みを味わえます。
08
鈴木涼美
受賞・候補情報
第175回芥川賞候補。現代の生々しさが前面に出る一冊で、受賞作と並べて読むと今年の芥川賞の幅が見えます。
09
葉真中顕
受賞・候補情報
第174回直木賞候補。家族を主題にした物語で、直木賞の「日常に潜む緊張」を感じやすい候補作です。
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Today's question
今日の1問
よくある質問
- 芥川賞と直木賞の違いは何ですか?
- 一般に芥川賞は純文学寄りの短〜中編、直木賞は大衆性のある物語性が重視され傾向があります。ただし境界は曖昧で、どちらも「面白い物語」として読んで問題ありません。
- 候補作も読む価値がありますか?
- はい。受賞作だけが正解ではなく、候補作のなかに好みの一冊があることも多いです。本特集では読みやすい候補も混ぜています。
- もっと過去の受賞作を見たいです
- 受賞作の殿堂で年度・賞別に一覧できます。初心者向けの入口特集もあります。
出典
公式・出版社系の公開情報を参考にしています。詳細は各リンク先でご確認ください。
産経ニュース — 芥川賞、直木賞に3氏(第174回)
https://www.sankei.com/article/20260114-IOENCIFBQVMYBJTNMTKXG5JAZ4/第174回の選考会が2026年1月14日に開かれ、芥川賞は鳥山まこと「時の家」(群像8月号)と畠山丑雄「叫び」(新潮12月号)の2作、直木賞は嶋津輝「カフェーの帰り道」(東京創元社)に決まったこと。第173回が両賞ともに該当作なしだったこと。
朝日新聞 — 第175回芥川賞・直木賞が決定
https://www.asahi.com/articles/ASV7H34FQV7HUCVL032M.html第175回の選考会が2026年7月15日に開かれ、芥川賞は小砂川チト「ゾンビ回収婦」(群像5月号)、直木賞は朝倉かすみ「けんぐゎい」(光文社)に決まったこと。
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- 特集『ゾンビ回収婦』つながりの特集第175回芥川賞 受賞と候補
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