『繁あね 美しい女たちの物語』の表紙

Book

繁あね 美しい女たちの物語

山本 周五郎

出版社:
講談社
ISBN:
9784065170137

あらすじ・内容紹介

繁あねは女のエッセンスである。--山口瞳(作家) 艶やかに、ときに凜とし、ときに意地悪くーー。作家が見つめた女という生き方とは。 木場の畔に暮らす作家の私。釣竿をおろす私に突然声をかけてきたのは、繁あねだった。 年は十二、三、妹と二人両親に捨てられ、肌にはひどい腫れ物があり、その生い立ちのため人に対して好戦的であることから、町でもその娘を引き取る者はいなかった。 少女から女に変わる途上の繁あねとの会話を通し浮かび上がる、その生の在り方や人間の美しさ。 表題作「繁あね」のほか、「この女とは一緒にいてはいけない……」そう思い別れた女・おさんへの複雑な思いから、その消息をたずねる男。 おさんは、移り住んだ家に次々に男を引き込んでいると聞くが……。 女の生を通し、人の心、男女の想いのありようを艶やかに描き出した名作「おさん」など。 女性の美しさ、その生の在り方を艶やかに描く名作七篇。 1:おさん 2:三十二刻 3:柘榴 4:つばくろ 5:あだこ 6:蜜柑の木 7:繁あね

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